6月のお便り
紫陽花が美しく咲き始める季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
6月に入り、2025年度の活動もいよいよ本格的に始動しています。
保護者の皆様におかれましては、そろそろ願書の準備を始められている頃かと存じます。
複数校への出願をご検討されている場合は、これから1か月に1校のペースで準備を進めていかれると無理なく対応できるかと思います。
さて、大島先生が願書添削で特に重視されるのが、
「ご家庭の状況をきちんと伝えつつ、謙虚さを忘れないこと」です。
つい熱意が先行して上から目線になってしまうケースも見受けられますので、十分ご注意ください。
また、願書の書式や言葉づかいにも細やかな配慮が必要です。
例えば「よろしくお願い致します」は、正式には「よろしくお願いいたします」と書くのが望ましく、
表記の統一や丁寧さが伝わる文体を心がけましょう。
表記便覧なども参考にしながら、細部まで丁寧に整えていきましょう。
先日、慶應義塾幼稚舎に在籍されている保護者様より、受験生の保護者の方々へ伝えてほしいとお話をいただきました。
慶應義塾幼稚舎の杉浦舎長によると、「願書はすべて目を通している」とのことです。
その中で特に感じておられるのが、文書力の低下だそうです。
誤字脱字があると、それだけで読む意欲がそがれ、その家庭の価値観が透けて見える。
修正ペンやフリクションペン、訂正印などの使用も増えており、気持ちのこもっていない願書はすぐに見抜かれてしまうとのことでした。
「気持ちを引き締めて受験に臨んでほしい」というお言葉が、すでに入学されている保護者の方々へ向けて語られたそうです。
面接のない慶應義塾幼稚舎ならではのお話ではありますが、
ラインやメールで手軽に済ませることが当たり前の時代だからこそ、手書きの願書に込める丁寧さがより一層求められているのかもしれません。
このような姿勢は、他の学校においても共通して重視されているように感じます。
私も私立小学校の先生方とお話しする機会がありますが、どの先生も非常に美しい日本語を使われていて、
学校側が正しい言葉遣いや表現を大切にしていることがよく伝わってきます。
願書の文章からは、そのご家庭の知性が表れるものです。
現場を見てきた大島先生による添削は、他の教室ではなかなか受けられない貴重な指摘も多く、ぜひ積極的にご相談ください。
また、学校選びで迷われている方には、在校生の保護者様にお話を伺うのが一番の参考になります。
カレイドスコープ幼児教室は、今年で創立6期目を迎えます。
準備期間中から通ってくださっていた初期の生徒さんは、現在、筑波大学附属・学習院女子・白百合学園中学校に進学されています。
この間に多くの私立小学校とのご縁をいただきました。
ご希望の学校に通われている保護者様とおつなぎすることも可能ですので、どうぞお気軽にお声がけください。
◇◆カレイドスコープ幼児教室からのお知らせ◇◆
★6/7 (土)・7/5(土) 9:00~ 聖心セカンドステージ模試の実施
★6/28(土)13:00 マンスリーチャレンジ模試
